代表社員 石垣一司

 大学院卒業以来40年間務めた株式会社富士通研究所(現富士通株式会社富士通研究所)を退職し、合同会社エルダット・リサーチ&コンサルティング(以下、エルダットR&C)を創業しました。


 エルダットR&Cは、持続可能でウェルビーイングな地域社会の実現を目指し、市民を中心とした「産学官民」の連携により社会の役割分担を再設計リ・デザイン)し、デジタルを活用して「協働」を行うことで、地域に山積する様々な課題の解決を目指す、シンク&ドゥータンク(Think&Do Tanq)です。

 

 
 地域に山積する様々な地域課題を解決するためには、従来の過度に細分化された産官の役割分担を見直し、市民を含む産官学民による新しい役割分担を考え、公正で倫理的なデータ共有に基づく協働を行う必要があると考えます。

 その時に必要となるのが、1)市民を含む多様な関係者が、一緒になって、学び、考え、活動を続けるられる(新しい学校、協働コミュニティ、リビングラボなど)と、2)人間中心の公正で倫理的なデータ共有を実現するためのデジタル基盤(個人主権型のデジタルアイデンティティ+パーソナルデータストア+データ連携基盤などで構成されるもの)だと考えます。

 エルダットR&Cは、こうした社会の実現に向けて、人間中心の価値観をもって、地域の視点から、調査、研究、発信、コンサルティング、場づくり、実践活動を行い、人材育成を支援する法人です。

 もちろん、私たちだけの力ではできることは僅かです。このため、こうしたビジョンに共感していただける自治体、地域企業、大学の研究者や学生、そして何よりも地域で活躍、行動する様々な市民や市民組織と一緒に、共に学び(Learn Together)、共にデザインし(Think & Design Togeter)、共に行動する(Act Together)ことで、学び続ける街持続可能な社会ウェルビーイングなひとり一人の暮らしの実現に少しでも貢献したいと考えています。

主な経歴

  • 1976年4月:山形県立山形東高等学校 卒業
  • 1980年3月:東京大学理学部情報科学科 卒業
  • 1982年3月:東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻 修了(理学修士)
  • 1982年4月:株式会社富士通研究所(現富士通株式会社富士通研究所)入社
    • 以後、研究員、研究幹部社員として、オンライン手書き文字認識、ヒューマンインタフェース、人間中心設計、ユーザビリティ、ビジネス・エスノグラフィー、社会システムデザイン、パーソナルデータストアなどの研究・開発に従事(2022年3月まで)
  • 2018年4月:富士通研究所と兼務で、株式会社富士通総研にて、データ系政策に関連する調査事業やパーソナルデータ関連のコンサルティング業務に従事(2020年3月まで)
  • 2019年6月:一般社団法人MyDataJapan理事(~現在)、事務局長(2021年6月~現在)
  • 2022年6月:合同会社エルダット・リサーチ&コンサルティングを創業。代表社員に就任。

詳細な経歴・実績はこちら